私はブログの鑑定メニューの中に「恋愛鑑定は苦手」と書いています。
しかし、WORDS店では恋愛についてタロットで見ます。
占い業界での恋愛相談の多くは「ただならぬ恋」ですが、私が見ていることはタロットから透けて見える「本来の自分へ戻る」という部分です。
不倫・ツインレイを否定している訳ではありません。
問題の根底として「向き合おうとしていない部分がある」ことを伝えたいのです。
現在のパートナーとは別の方と出会うということは、多くの場合、夫婦関係に溝ができている状態であったり、長年、同じ屋根の下で生活しているものの、お互いがお互いを異性としてみていない、一緒に生活をしているのにいないものとして認識している、お子さんを授かりたかったけど、結果が見えてこなくてお互いの気持ちにずれが生じてしまい、心が離れてしまったなど、様々な要因があり、その問題と向き合うことから離れてしまったことで別の方との学びへと進もうとします。
本来、向き合うべきこと、相手とのコミュニケーションを取ることをないがしろにしてしまっては、別のお相手とも早かれ遅かれ、同じような状況に陥ります。
なぜなら、問題と向き合うことから逃げたままだと、相手とのコミュニケーションを取ることをしなかったのでもう一度、魂側は学ばせたい訳です。
実際に経験することで、心の中に深く刻まれますが、経験していなければ本当の意味で相手と分かり合うことから逃げ続けてしまうこともあります。
ここまでは、相手とのコミュニケーションについて書いてきましたが、さらに掘り下げていくと自分自身に対する評価(自己評価)であったり、物事の捉え方や考え方、知らずのうちに記憶から消してしまった幼少期・家庭環境・生活習慣が起因している場合もあります。
ですから、タロットが示す、「本来のあなたをみてね」というメッセージを伝えることが多く、ご依頼者様が欲しているであろう「相手と両想いになる」「相手と通じ合える」といった一見、嬉しい結果を伝えることができない占い師のため、「恋愛相談は苦手」と思っているのです。
欲しているであろう言葉を言ってあげられない自分。
タロットの意味を捻じ曲げてでもご依頼者様の望む鑑定を伝えることができない自分。
ですから、恋愛鑑定に関しては、私が見ている方向とご依頼者様が見ている方向が全く異なっている場合があることを念頭に置きながら、ご依頼くださると嬉しいです。
Tomomi