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占星術師のTomomi(@tomomi_333489)です!
今回お伝えするのは「蠍座満月からのメッセージ」ですが、この蠍座の満月は特別視されています。そのことについても触れながら書いていきます。
ウエサク満月とは・・
良く目にするようになった「ウエサク月」という言葉。
京都の鞍馬寺で行われてる「ウエサク祭(五月満月祭)」が広く浸透したもののようですが、もとになっているものを調べてみました。
ヒマラヤ山中のウエサク渓谷で始まった仏陀の記念祭のことを言うようで、1999年に国連が認定した平和の祭典で毎年5月の満月に世界中の人々がウエサクを祝うことを国連がサポートしているそうな。
(国際連合は、主な宗教の祝祭について、国際的に認知されるべき祝祭を公式に認定している/ウェーサーカ祭 Wikipediaより)
お釈迦様が誕生した日、悟りを開いた日、亡くなった時がすべて五月の満月の夜だったそう。
鞍馬寺のHPを見てみると以下のように記述されています。
「新緑の五月の満月の夜は、すべてのものの目覚めのために天界から強くエネルギーが降り注ぐと言われ、満月に清水を供える五月満月の秘儀が鞍馬山で執り行われていました。遥かヒマラヤでもこの夜に釈尊の徳を讃えてウエサクの祭りが敬虔に営まれていることがわかり、戦後、五月満月の秘儀を「ウエサクさい」と呼んで広く公開し、すべての目覚めと平安を祈ります。」
鞍馬寺HP/鞍馬寺 年中行事より
→ちなみに、鞍馬寺では5/18(土)に行われるそうですので、満月は19日ですがお間違いなく。
ウエサク祭と満月が関連してウエサク満月とか五月のことをウエサク月というように呼ぶのですね。
ちなみに、去年の蠍座の満月は4/29でした!
去年に令和への移行が行われていないのも、何か不思議とすべてが整っているな・・と感じずにはいられませんね。
さて、これからホロスコープを見ていきます。
蠍座満月のホロスコープ
2019/05/19 06:13 蠍座満月
- 月は6ハウスでボイド明け
- 太陽、水星とオポジション(満月)
- 土星、冥王星と緩く60度
- 太陽、水星、月、土星、冥王星による調停
満月ですが太陽のことも見てみると、12ハウスという「潜在意識や目に見えない世界・精神」などを表す場所にあります。これは、2019年の一年の傾向を見る春分図(3/21)でも同じ場所にありました。
↓参考記事 3/21春分図・天秤座満月
2019/03/21太陽牡羊座入り<春分>と天秤座満月~均衡を保つ心~
実は、前回の4/19天秤座満月でも春分図のお話をリンクして入れたのですが、この流れは非常に意味があるものだと思いますので、再び両方のリンクを貼りますね。
私たち一人ひとりが目に見えていない部分である ”心こころ” (なぜか漢字とひらがな両方書きたくなったので書いています)が大切だと伝えてきているように思います。
そして、願っているばかりではなく、望むならば行動に移す。そうすることで、思ってもいなかったような展開がある。「思考の現実化のスピードが速まっている」と言われている今。
自分の望みは他者が叶えてくれるのではなく、自分自身で取りに行くことですべてうまくまとまる。新しい自分に生まれ変わる、ステップアップするという許可を自分自身に出せるか出せないかで人生のステージは変化するのかそのままなのかが変わります。
ホロスコープというのは面白いもので、何度も何度も同じようなメッセージを繰り返し私たちに伝えてきてくれます。それは、気付いてほしいからなのだと私は解釈します。先ほども上でちらりと書きましたが、こうやって同じメッセージを伝える必要があるのすね。
月の形が示すもの~満月~
満月は「完成と手放し」です。
去年の11/08に起こった蠍座の新月からの「結果」となるようなことが起こっている、もしくは起こってくるかもしれないです。
この時お伝えしたことは、今繋がっている人たちとの絆を深めたり、気になることを追及したり、真実を求めたり、ここぞという集中力を発揮して物事を「深めていく」ことで新たな発見があると書きました。
いかがでしょうか?何か通じるものがこの半年間ありましたか?
満月というのは、その時に意図したことが、完成したり、目的達成したり何かしらの「結果」を受け取る時ですからね。
不要なものや違うなと感じるものは手放しや整理をして、次の新月である(06/03)♊双子座の新月に向かって整えていきましょう。
何を手放すと良いのか・・ですが、蠍座の満月では「執着心」を手放すことが挙げられます。
誰にでも、こだわってしまうことや手放せない何かはありますよね。頑なに嫌だと思うことというのは意外とメッセージだったりします。自分の中にある心の奥深くに眠る何かに気付けたとき、大きな変化があるでしょう。
蠍座のメッセージ
蠍座が意味するものは「破壊と再生、0か100か、生と死、物事の裏側、ストイック、本音、本質、魂、ご縁、ソウルメイト、セクシュアル、神秘、変化変容」といったことが挙げられます。
人でもモノでも「深めて、関わっていく」ことで安心感や満たされた感覚を味わうという究極のような意味があります。
のめり込むほど好き♡と言えることは見つかりましたか?
もしかすると、好きなのに怖くてその道に行けない・・ということもあるかもしれませんね。好きなのに恐れてしまうことは意外と自分の人生の中でもヒントになりやすいです。
私自身、占星術の世界に入ることは躊躇していましたし、その期間が4年ほどあります。そして、幼少のころから神秘的なことや霊的な世界も大好きなのに出せない。スピリチュアルな世界は好きなのに、出してはいけないし怪しいからダメ。という思い込みがありました。
こうやって人は、誰かから植え付けられた価値観に染まってしまい、本来その道が向いているのに自分で自分の可能性にふたをしているということは大いにあります。私自身がそうでしたから。そのことに気付けなくて、人のせいにしてしまったりね・・悲しい循環が起こるのです。
自分の感覚を信じて進めば、自分の魂は満たされる。その道を歩むために生まれてきたんだと知るから自分の決めてきた道を一生懸命歩もうと思える。
誰かから与えられたものでは満足しないのは、自分の想いが乗っていないから。自分の想いはどこにあるのか、確かめることも必要です。
月が示すメッセージ
月は無意識や潜在意識、感情や心を示します。
月は6ハウスにあり、ボイド明けに太陽と重なりカチン!と月に意識が伝わるような今回の満月。
これまで少し曖昧で道なき道を進んでいたり、独りで歩んでいるように思えてなぜか心が不安定になったりしませんでしたか・・?
人と会っている時、大切な人と一緒に居るはずなのになぜかさみしい。
これまで、金星牡牛座入りや火星蟹座入りと続きましたが、どれも自分を満たすとか心の安定が必要だとお伝えしました。
人のことは見えているので、「あれ?どうしたのかな?」とわかるのですが、自分のこととなるとどうでしょう。なかなか気付きづらいのです。。
その気付きがこの満月で起こりそうですね。
さて、月は6ハウスにありますが、6ハウスというのは「働く、日々の生活、奉仕、健康、ペット」などを表す場所です。
責任をもって働けることや使命感をもって取り組めること、健康についてなどなど日常的な部分に目を向けるようにと伝えています。
- 暴飲暴食気味なら食べる量を控える(なぜ、食べてしまうのか・・?心の中に何か満たされないものがあるというのも一つの要因です。)
- 身体を動かせていないなら動かす(食べ過ぎにも通じますが、腸内環境を整えて巡りを良くしたり、リンパケアとか身体に蓄積した老廃物を流せるように心がけてみましょう)
- 家の掃除出来てますか?(新しい生活にも慣れてきて中だるみしやすい時期・・心を整えることの一つに身の回りの整理もあります。ごちゃごちゃしていると気持ちも絡まりやすくなってしまいます。)
- 心と身体のバランス(ご自身の身体を見て、触れて、整えるながら愛情を注ぎましょう。心を満たすことで身体も生き生きとしてきます)
- 日々の生活の管理(タスク管理などその日のうちにしなければいけないことなどすることで効率よく時間を使えるようにしましょう。)
- 余った時間は情報収集(情報をまとめたりスキル向上に向いている時。何か学びたいことなどありましたら、焦らず急がず日々の蓄積を大切にしましょう)
太陽と水星が向かい合う形をしていますから、責任感を持って取り組めますが頑張りすぎてしまうという反面もあるのですが、土星・冥王星コンビが間を取り持つように「調停」という形を取っています。
程よく、責任感を持ってやり過ぎず適度に努力できることを示していますから、心の底からやってみたい!と思うことがありましたらぜひぜひ取り入れてみてください☺
月のサビアンシンボル
次はサビアンシンボルの意味を見ていきます。
太陽も月も28度です。これは、蠍座の終盤であり、次の段階に進むための道が見つかるという意味があります。1~27度までの「過去」は成長のために必要でした。
これまでを振り返ってみて、結果的にすべて必要だったなとか、あの学びがあったから今があるなという方がほとんどだったのではないでしょうか。
この度数の意味はもう少し深いものがありまして、書籍を読んでいると「自分の作品を生み出す人に多い」と書いてあります。
自分自身の個性を何か形で表現しないことには自分が作れるものがどのようなものがあるのかわかりませんよね。
例えば、映画監督なら「映画」という作品を作ることでその作品がその映画監督の「顔」になるわけですね。
Instagramで書いたような気もするのですが、私が見たビジョンが「それぞれが強みを持っていて、その分野のプロフェッショナル。お互いに私はこれが出来ます。私はここが得意なのでお互いに協力し合いましょう。」といったものでした。
それぞれの特徴を生かして、お互いに高め合う関係性がこれから築かれていくと思うのです。
そのためには、自分の強みを知っている必要があるし、自分自身を深く知ってセルフプロデュースしたり、自分が看板になるとか自分がブランドであり、広告です!みたいな力が必要になっていきます。
自分を認めて出していくことで誰かのためになる。自分の殻から飛び出してみると、大きな世界が待っているような、作る側も応援する側もお互いに助け合って支えているといった世界観が28度。
自分の目指す道が見えたなら、あとは進む。ただそれだけ。
♏蠍座28度「自分の領土に近づく妖精たちの王」
自分に愛をもって、信じて自分が進むべき場所に向かうことで魂の願いを叶えていく、目標を達成していくという意味があります。
魂の声に耳を傾けて独自の道へと進んでいきます。
そのためには、心を整えたり、環境を整えるということがありました。今年に入って「調整」という言葉が多くあったのですが、あらゆる面をしっかりと整えることで本来の道に戻すためだったのではないかという気さえしてきます。
みなさまはどのようなことを整えてこられましたか?
太陽が示すメッセージ
太陽は目的意識や方向性を示します。
太陽牡牛座は五感、体感、価値観、自然を表します。
↓参考記事 太陽牡牛座入り
2019/04/20太陽牡牛座入り~今あるすべてのものがメッセージ・新しい自分を感じる
その太陽は12ハウスにあります。12ハウスは「潜在意識や目に見えない世界、秘密、心配事」などを表し、目に見えない部分を表しますから、潜むもの全般です。
その太陽は水星と重なり、太陽の目的と情報やコミュニケーションを表す水星が重なっていますから、見えない意識のメッセージを受け取り人生の目的をこなすために情報を集めることが出来る。
集中力を使って意欲的に自分の役割をこなすことが出来るでしょう。
太陽のサビアンシンボル
さて、太陽のサビアンシンボルを見ていきます。
牡牛座28度「成熟したロマンスに胸躍らせる女」
心が躍ることを信じて進む、失敗を恐れず自ら動くことでチャンスを掴んでいくという意味があります。
28度は月のところでもご紹介しましたが、次へと進む道が見えることで進みだす、次の世界に飛び込んでいく度数となります。
耳がいたくなるような話ですが、次に進まないとなにも始まりません。自分が進むか進まないか。この世界って意外とシンプルで動くか動かないかなのです。ただ、動くときは心配がよぎるし、動かないと停滞する。地球が動いている限り、私たちも動きと変化がつきものなのですね☺
自分から動き出すことでびっくりするような出会いがあるのでしょう。
蠍座満月からのメッセージ
さて、これまでザザっと見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事を書いている前日は金星牡牛座、火星蟹座の記事を書いたのですが、そこから比べたら文章量が全く違うくて自分でも驚きですが・・毎度毎度メッセージが多くてすみません。
ですが!
実は、蠍座満月のメッセージはまだ足りてないようで、、
ウエサク祭は天界から「目覚めのためのエネルギーが降り注ぐ」と記述されていますが、太陽の示す牡牛座はこの地球を示します。私たちはこの地球を生きる上で身体というものが非常に大切で、身体があるから想いを形にすることが出来るのです。
そして、月の示す蠍座は霊界も含まれます。ご先祖さまや守護霊さまたち。目には見えない場所からの深い愛情が示されます。(余談ですが、文字のこのピンクは書いているときに「出来るだけ可愛いピンクにしておくれ♡」と聞こえてきたのでそうしました 笑 愛を伝えたい模様です。)
目に見えない存在たちはいつも私たちが進むべき道に進めるように、また、持って生まれたホロスコープを全うできるようにご指導くださいます。
毎年この日は、私たちに語りかけるように、天界のエネルギーを通して伝えてきてくれているように感じます。
「目に見える場所だけでなく、見えない場所に意識を向けてみる」とこれまで見えていなかったことに気が付きます。
現実に合わせていえば、私は今アカハライモリの赤ちゃんが産まれまして。微生物探しをしているのですが(なんという例え 苦笑)何気なく見過ごしていた田んぼの隅っこに貯めてあるあるような汚い水を探さなくてはいけなくて・・赤ちゃんのためにという目的があるから探す。探す意識がこれまで見えていなかった部分を見ようとするのですね。非常にわかりにくいたとえですみません(;’∀’)
令和という時代はそういった目に見えない部分もキャッチして、取り入れていく流れがありますので、そこに通じますね。
あと、蠍座というのは自分をさらけ出すことで相手を受け入れていく星座。ドロドロしたように見える世界ですが、相手との深い関係性が蠍座にとっては究極の境地。
相手を受け入れていくと書いたのですが、相手の何かを譲り受けるという意味もあります。6ハウスは働く。蠍座は譲り受ける、受け取る。
反対の太陽はお金という意味もあります。
これまでは汗水流してとか苦労して働いてお金を得ることが当たり前でしたが、これからは自分の才能で生きていくことが必要になります。
これまではほんの一握りだった「魂の願いに生きる生き方」が当たり前のようになっていく中で、「今の時代」をうまく使って流れに沿って生きていくことが挙げられます。
天王星が牡牛座に移動して、さらに太陽が牡牛座に移動したあたりからCMで良く目にするようになったのが「クラウドファンディング」のサイト。
これも価値への変化である、牡牛座天王星の影響が現実世界を動かし始めているなと実感します。去年でいえば、仮想通貨もあったり、飲み物の色がなくなったり、最近ではスマホで決済というのも「これまでは当たり前の形が変化」していっています。
私たち個人も日々成長と進化のために変化していきますが、社会の中でも急速に変化は起こっていることがわかると思います。
お金の稼ぎ方というと急に現実感が増しますが、これからは「ファン」と「表現者/事業者」の形が明確になり、応援する愛の気持ちが「お金」として変化するというのも当たり前のような世界になるのではないでしょうか。
人からお金を受け取るというのは、なぜか良くないとか楽してもらうなんてダメだという気持ちが大きい。文化的な側面も大きくあると思うのですが、その古い考え方も徐々に薄れていくことでしょう。
といいつつも、私はまだクラウドファンディングはやってみたことはないのですが、、私自身、思い返せば人から物を頂くことが本当に多くて、それ自体も訓練であったなと感じます。
遠慮したり、相手に悪いな・・という気持ちが強くて断ったりしていたのですが、ある時からそれをやめて「ありがとうございます」と伝えて、有難くいただくようになったら自分の世界の変化を感じました。
今ではやっと自分の提供しているモノの自信と価値を自分自身が認めることが出来てきたので自分らしい形を常に模索して、魂の道を示していきます!
さて、さらに余談ですが、そういえば、、
「お釈迦様が生まれた時、悟りを開いたとき、亡くなられた時がすべて五月の満月だった」という言い伝えで思い出したのですが、勉強の神様として信仰されている天満宮の菅原道真も牛の年に生まれて、牛の日に亡くなったところから天満宮では牛が神の使いとしてまつられているのですよね。
この話は余談なので特に意味はないのですが、、書いていて後半戦で思い出したのでした☺牡牛座の太陽なので牛というキーワードは同じですね。
まとめ
さて以下にまとめます!
- 天と地を結ぶエネルギー
- ウエサク祭が世界で行われている(「世界平和」を祈ってみませんか?)
- 見えない部分にこそフォーカスを
- 満月は達成と完了、手放しの時
- 自分で叶えていく!
- 誰かを頼るのではなく、自ら動くこと
- 執着の手放し
- 見えている世界を広げる
- 自分の可能性を信じて進む
- 健康第一!
- 日常の生活を整える
- 整理整頓、綺麗な気を長そう!
- 仕事は責任感ややりがいが大事(頼られると嬉しいよね♪)
- 自分がブランド!(強気に行こう)そして、作品。
- 自分を認めて次にステップアップ☆
以上のことを意識してみてくださいね☺
宇宙はいつもあなたが魂の道を歩み始めることを願って、サポートしてくださっています。私もホロスコープを使い、魂の声をお届けさせていただいておりますのでピンと来られましたらご連絡ください。
ここまでお読みくださりありがとうございました★
次の記事でお会いしましょう!
素敵な日々に繋がりますように✿
愛の世界をありがとう♡Tomomi🌈✨