2021/09/21 魚座満月～分断ではなく、手を取り合い分かち合う方向を考え、取り組んでいこう～

この記事の目次

ご挨拶
逆行中天体：冥王星・土星・木星・海王星・天王星
2021/09/21　08:56頃　魚座満月
- ホロスコープの状態
冥王星とPPP（Pluto Polarity Point）
- 冥王星３ハウスーPPP９ハウス
- 分断ではなく、手を取り合い分かち合う方向を考え、取り組んでいこう
恒星占星術

ご挨拶

こちらの記事にお越しくださいまして、ありがとうございます☺

今回の記事は　9/21　魚座満月　についてです。

通常の読み方ではなく、進化占星術での読み方で書いています。

（この書き方は新月・満月のみです。）

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通常の読み方はInstagramに画像付きでアップしています。

上の名前の次に貼ってあるリンクからどうぞ☺

また、星の移動に関する情報もInstagramにUPしています。

逆行中天体：冥王星・土星・木星・海王星・天王星

まずは逆行天体についての確認からです。

4/28→10/7　冥王星逆行
5/23→10/11　土星逆行
6/21→10/18　木星逆行
6/26→12/01　海王星逆行
8/20→2022/01/19　天王星逆行

逆行とは地球から見て逆行しているように見える現象ですから、実際に天体が逆を向いて進むことではありません。

この逆行は占星術的には「過去を振り返る」という意味です。

現在、逆行している天体はすべて社会を表す天体ですから、個人の意識よりももっと深い部分での見直しが起こりやすい時です。

2021/09/21　08:56頃　魚座満月

ホロスコープの状態

冥王星は山羊座/３ハウスにて逆行中。

乙女座/太陽/11ハウスに対して120度を取り、オーブは緩いですが牡牛座/天王星/7ハウスと120度を取ります。

この冥王星に対して魚座/海王星・月/6ハウスと60度を取り、太陽を含めて調停を作ります。

ドラゴンヘッドは双子座4度にあり、天秤座火星3度、９度小惑星ルシファー・水瓶座土星7度を含めて「風のグランドトライン」を形成します。

ドラゴンヘッド双子座の支配星・水星は天秤座/12ハウスにあり、冥王星と90度を取ります。

冥王星とPPP（Pluto Polarity Point）

進化占星術では冥王星を重視します。

冥王星は太陽系と銀河系を結ぶ懸け橋の役割を持ちます。

冥王星が位置する星座は個人的または集合的、両方の視点においての進化のプロセスの象徴天体です。

冥王星を同じ星座に持つ人々は同じテーマを持ち、経験することで様々な感情を感じ、どうすればよいのか人生そのものにある深い感情と向き合うことを促され、進化成長していこうとします。

冥王星は原動力や出発点であり、第一の原因、土台を示します。

冥王星がある星座/ハウスは安心感のための引力が働く領域であり、古いやり方で維持させようとしてしまうとほぼ強制的な変化を促す出来事が起こります。

冥王星からさらに進化成長を目指していく方向性は冥王星の反対側となります。

ここをPluto Polarity Pointといいます。

冥王星３ハウスーPPP９ハウス

乙女座新月（9/7）では冥王星は３ハウスに位置していました。

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前回に引き続き、冥王星は３ハウスに位置しています。

３ハウスにある冥王星は沢山の知識を習得していき、順序立てて理解したいという欲求を持っています。

私が持っている資料では「病名がついて安心する」と書いているのですが、自分の想いが肯定されることで安心感を覚えます。

それは過去の記憶の中に自分の考えを受け入れられなかった経験があり、認めてもらうことや自らの正当性を証明したいという強い欲求から証明できる知識を習得していこうとします。

知識習得という好奇心とは相反して自分のこれまでに得てきた知識の地盤が崩れるかもしれないというジレンマを抱えています。

しかし、３ハウス冥王星の示す進化の方向性は９ハウスとなりますから（冥王星の示す反対側）、これまで得てきた知識だけに偏るのではなく、もっと広い世界（宇宙の叡智やスピリチュアル的な概念も含めた膨大な知識）を知っていくことが重要となります。

習得した知識や情報は全体のほんの一部にすぎません。

知識や情報という壁を突破してもっと大きな考えを習得していくことで様々な考え方・価値観を見つけていくことや受け入れていく必要性があります。

他者を尊重する心を養うことも必要かもしれませんね。

分断ではなく、手を取り合い分かち合う方向を考え、取り組んでいこう

前回・乙女座新月のテーマは「急速に移り変わる社会の中で沢山の可能性を模索していく」と書きました。

前回の乙女座新月と今回の魚座満月は共に冥王星の位置は同じですから、情報が錯そうする世の中で一つの情報を鵜呑みにしたり、信じ（信じ込む・妄信する）るのではなく「なぜだろう？」「どうしてだろう？」と自分なりに情報を集めて考えてみたり、自分が信じているものからいったん離れて、別の視点の情報を見聞きするなど主体的に行動することが大切です。

しかし、知っていこうとするときというのは知っていくことの恐怖のような感覚も出てきます。

もっと広い知識を習得する事への恐怖。

未知の物は誰にとっても不安や恐怖が大きくなります。

しかし、今回の冥王星・月・太陽による調停というアスペクトはこれまでの自分の思考や行動を分析して見直すことで偏りを直していけるタイミングだと教えてくれています。

満月は新月では見えていなかったことがわかってくるときですから、この満月あたりでわかってきたことを改善していけるように取り組むことであなたの未来も少しずつ変わっていくでしょう。

ここで大切な意識は他者を批判したり、争うのではなく、現実的に考えて今取り組むべきことに集中することや自分と他者の問題を切り離して考えること。

様々な側面から考えることができるのですが考えすぎて疲れてしまうこともあるでしょう。

しかし、パワフルに頑張れる時でもありますから、自分が今後どのような生き方をしたいのかをしっかりと考えて、その目的に向かってパワフルな力を使っていってください。

ここでの発見や気付きは9/23秋分の日からの三か月（12/22）へと影響していきます。

1つの可能性よりも様々な可能性がみられる時ですが、27日からは水星逆行もしますから、内省的な時間が増えていきます。

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分断・分裂するのではなく、私たちはいつでも「個人」と「大いなる全て」という両者を併せ持っていて、いつどこでそのバランスが崩れてどちらかになるかはわからない。