占星術師のTomomi(@tomomi_333489)です。
今回の記事は「火星回帰」(マーズリターン)について書いていきます。
火星について
[blogcard url=”https://astorologylights.com/%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%81%ae%e4%b8%ad%e3%81%a7%e8%a6%8b%e3%81%9b%e3%82%8b%e6%83%85%e7%86%b1%e3%81%ae%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%bb%e7%81%ab%e6%98%9f/”]火星回帰・・2年おきに訪れる「やる気」の再確認
「火星回帰」とは生まれた時の火星の位置に現在の火星が巡ってくることです。
出生図の火星の位置に現在(トランジット)の星が巡ってくるということは、生まれた時の意志・情熱を再確認するタイミングとなります。
つまり、原点回帰。
一旦立ち止まってみて自分の情熱ポイントってなんだったけ?と確認するのです。
火星は約2年かけて12星座を巡りますから、誰でも約2年ごとにやる気や情熱の再確認をするタイミングが訪れることになります。
火星は「攻撃力・行動力・積極性・やる気」といった外に向けて働きかける力ですから、太陽の目的を達成するためにはどのような情熱とやる気が湧いてくるのかを知っておくと今後の目標や行動計画を立てるのに役立ちます。
社会の中で認識してもらうためには最低2年、この火星周期分は頑張ると良いです。
火星は男性性といった外側に向けて行動する天体ですから、「やり抜く・やり遂げる」といった獲得行動を高めるには、どのような事柄に取り組むと良いのかがあなたが生まれた時の火星星座は教えてくれています。
火星のやる気が湧いてきて「やってみたい」と思ったのなら、その本気度が試されていく時間とも言い換えることができますね。
プラス面で見ると「やる気・積極性」ですが、マイナス面で見ると「事件・出来事」など一見辛い現状や無理をしすぎて倒れるなどこれまでと同じようにはいかないかもしれません。
それでも一見マイナスと思えるような出来事から自分自身を改めることでより「自分の本質」に気付いていけます。
火星回帰図の出力の仕方
[blogcard url=”https://horofor.com/return/”]こちらのサイトの「リターン図の種類を選択してください」を開くと
- ソーラーリターン図(太陽)
- ルナリターン図(月)
- マーキュリーリターン図(水星)
- ヴィーナスリターン図(金星)
- マーズリターン図(火星)
- ジュピターリターン図(木星)
- サターンリターン図(土星)
のプルダウンが出てきますので今回の記事では「火星回帰」について取り扱ているので「マーズリターン図(火星)」を選択します。
この時、「誕生日を選択してください」はしっかりと入力してください。
「指定日を入力してください」には「2021か2022」を選択すれば自動的に近しいリターン図を作成してくれます。(ありがたや・・・✨)
あと、現在住んでいる場所も選択してくださいね☆
私の火星回帰(マーズリターン)図
こちらが今回(2022)私の火星回帰図です。
私の火星は山羊座にあるのですが、2/1に出生図の火星と重なります。
最近また着物ブームがやってきていて「あれ・・?そういえば2年前の今頃は着物毎日着ていたな・・」というところで「火星回帰」に気付きました。
https://twitter.com/tomomi333489/status/1485528668428386307?s=20
昔から着物が大好きで着る練習をしたのはYouTubeが出始めた頃。
さて、直近の私の火星回帰を振り替えってみますね。
2018年は占星術師として歩み出した頃です。
どこかに属したこともなければ、自分が占星術師になるだなんてこれっぽっちも思っていなくてあれよあれよとこの道に進んだわけですが、この時の火星は6ハウスにあり、まさに「仕事を頑張る!=占星術師として頑張る」時でした。
出生図の火星も6ハウスにあるので、自分にとって情熱とかやる気が湧いてくる分野は何であるのかを改めて知る機会(星の後押し)を頂いたように思います。
この火星は土星とも重なっていたため、責任感を持って自分にできることを頑張る。とにかく頑張る。
お客様に嘘を伝えてはいけないと焦りにも似たような行動力でずっと勉強していたように思います。
2020年の火星回帰はぎりぎり5ハウス(5度前ルール・6ハウスへも影響あり)にある火星で、5ハウスは「わくわく感・創造・楽しむ」です。
火星回帰の少し前からYouTubeでの発信を始めてみたり(作成にとても時間がかかるため今は更新していません(;’∀’))、素早く着付けでいるように毎日着物を着たり、「恒星占星術」「龍頭図」の鑑定書や「ヘリオとハーモニクス」の鑑定書を新調したり、火星と調和している太陽・水星は魚座にあり、ヒーリングを習ったりしました。
自分にとってわくわくするようなことを追求した約2年。
その中でも最近始めた「進化占星術で読む」記事の足掛かりはジェフリーの本を読むということですが、ジェフリーの著書「魂の設計図」を読み始めたのは火星回帰後1か月以内だったようです。
kindleの情報を見ていると「魂の設計図」は2020/03/30に購入していて、「冥王星 魂の進化成長の旅路」は2021/03/31に購入していることがわかりました。
無意識って恐ろしいですね(^^;)
1年後に購入しているだなんて・・
しかも続編である「冥王星」が発売されていることを全く知らなかったです。
たまたま思いついたかのようにkindleを眺めていて「冥王星」の存在を知りました。
しかし、その無意識の行動によって今、進化占星術をもっと知りたい!に繋がる訳ですから人生とは不思議なものですね。
2022年・今年の火星回帰は11ハウスにあります。
11ハウスは「仲間・グループ・理想」のハウスです。
火星の近くには金星・ヴェスタがあります。
実は木星回帰も2月中旬にあり、同じく11ハウスにあります。
太陽回帰(ソーラーリターン)では、半年前から3か月前からその傾向が現れると言われますので、今のところどのような傾向が現れ始めているかというと、半年前から「未来や理想」の方向性について考えるようになりました。
自分の未来というよりは、占星術や占い、スピリチュアルといった目に見えない世界(業界)の未来についてです。
自分のことはどうでもよくて未来のために何が必要なのか、どうすべきなのかを考えるのは火星山羊座のサビアンシンボルっぽいな・・と思っていました。
考えているだけで漠然としていて実際に動き出せたのが年末頃から。
これまでの自分は別分野の人と関わることがあっても、同じ占星術分野で情報の共有や同じ方向を目指している仲間と関わることが本当に少なかったのですが、今年に入り進化占星術分野に取り組む方と連絡のやり取りをし始めたり、仲間と情報共有をしようと動き出している自分が今いて本当にびっくりしています。(しかし、プログレス太陽は11ハウス)
火星回帰図や木星回帰図を見てみると納得ですし、今年から本格的に火星期に入るので火星の学びが強まっていきます。
「仲間と共に何かをする」はまさしく「11ハウス」の事柄。
これまでの火星回帰はとにかく自分のことで精いっぱいだったことが見て取れますし、自分に精一杯になることで今後の土台を作って来たのだろうとも思うわけです。
その土台があるから「仲間と共有する」ことができますからね☺
ちなみに2024年・2年後の火星回帰を見てみると1ハウスにあります。
これからの2年の取り組みを持って「これが自分!」と言えるものが出てくるのかな。
私の火星のサビアンシンボルは山羊座6度「暗いアーチのある小道と底にひかれた10本の丸太」です。
海王星も重なっているため、スピリチュアルや魂とは切っても切れない世界なのですが、それを受け止めることがなかなかできなかったこれまでの自分。
ようやく開き直るかのように自分の目指す道がわかってきました。
12ハウスの意味
ハウス |
意味・事柄 |
1ハウス |
自分自身・外見・キャラクター・スタート・人生への姿勢 |
2ハウス |
自分の才能・価値観・所有物・収入・金銭感覚・五感 |
3ハウス |
コミュニケーション・精神的な興味・短期間の契約・近場の旅行・SNS・初歩・学び |
4ハウス |
家庭・家族・自分のルーツ・晩年・還る場所・環境 |
5ハウス |
恋愛・趣味・自己表現・楽しみ |
6ハウス |
仕事・健康・ペット・奉仕・役割 |
7ハウス |
対人関係・パートナーシップ・共同作業・ライバル・社交 |
8ハウス |
遺産相続関係・ご先祖様・霊界・神秘的なこと・生と死・SEX |
9ハウス |
精神性の向上・海外・宗教・出版・技術・哲学・自由・冒険心 |
10ハウス |
キャリア・ライフワーク・役割・使命・目的の達成 |
11ハウス |
サークル・団体・理想・希望・研究会・SNS |
12ハウス |
精神世界・宿命・秘密・心の健康・見えない敵・セラピー・占い |
火星回帰図の読み方
自分の火星回帰図では取り組むことになる現場である「ハウス」に注目して書いてきました。
火星回帰図を作って注目したいのはやはり「ハウス」です。
ここが起点となって物事が動いていくことになります。
その「動き」は「アスペクト」と呼ばれる星同士の結びつきになっていくのですが、読み方は通常の読み方と同じです。
火星回帰図において、火星と他の星のアスペクトを確認してみましょう。
人によって沢山ある火星の意味、他の星の意味のどれが当てはまるかはわかりませんが、ご自身がこれまでに積み重ねてきた人生の中で気付かなくてはいけないことや見直しが必要ならば気づくための出来事が起こるでしょうし、ご自身の中で火星の力のコントロール力がない状態ならばぶつけることによって気付くことが起こるのかもしれません。
アスペクトはご自身の状態(精神や行動などこれまでの行動すべてを含む)とご自身が生まれてきた目的を達成するために必要な学びや情熱・やる気を思い出すための手掛かりを教えてくれます。
余裕があれば、出生図(ネイタル)と火星回帰図と照らし合わせてアスペクトを確認してみるのも良いでしょう。
悪いアスペクトがあるならとにかく「気を付ける」こと。
自分にも他者にも攻撃的にならないとか、(感情が爆発するまで)我慢しすぎないとか、無理をしすぎない(体調優先)とか、事故など防げるように取り組むなど起こっていなくても改善点はあると思います。
良いアスペクトがあるならその星の意味の中から気になるものを取り組んでみたり、新しい形が生まれるようなより良い行動をしてみてください。
今回の記事はここまで
ということで、今回は私の「火星回帰」について書きました。
約2年ごとに訪れる情熱ややる気が起こるテーマは何なのかを知っておくと不安に思うことなく、自分にとって獲得したいことを伸ばしていけると思います。
ご自身の火星回帰を振り返ってみることや次の火星回帰を知って、今後の計画を立てるのも良さそうですね☺
ここまでお読みくださりありがとうございました☺
Tomomi