「あなたはここがダメ」
「あなたは何もわかっていない」
「あなたはなぜこれができないの」
口うるさく言ってくる人いませんか?
心を許したわけでもないのに、人の気持ちを考えずズケズケと心に刺してくる棘や針。
誰もが初めから出来るのではないのに、さも当たり前にできるかのようにできないことを否定したり、あざ笑う人もいますね。
そういう人たちは
- 初心の頃を忘れている、あるいはできない人の気持ちがわからない
- 優しさがわからない人(相手の立場になることができない)
- 相手を下げて自分を優位にしたい(自分は優れていると思いたい、実感したい)
- マウントを取りたい(ストレス発散)
という心の内があります。
自分よりできない人が目につくのです。
それは、過去に自分自身も罵られるような経験をしたから、そうすることしかできないという場合もありますし、憂さ晴らしという場合もあります。
ただ相手を貶めて傷つけたいという人もいます。極めて、質が悪いですがね。
私の見解では「そうすることしか知らない、可哀そうな人」と思って放っておく(スルー)のですが、そうもいかない人も大勢いることでしょう。
また、相手の立場を自分のことのように考えることというのはとても高度なことであり、なかなか難しいものでもあります。
だからこそ、「優しさ」とはなんだろう。
「相手を思う」とはどんな状態だろう。
「相手の立場」って??
と一つ一つ、考えていかなくてはいけません。
小さな積み重ねではあるものの、人間関係ではいつしかそれが大きなモヤモヤに繋がったり、辛くなる要因でもありますが、やはり人間関係において自分の発している周波数が大きく影響してきます。
同じようなエネルギーが引き合うのです。
ですから、人間関係において悩みが生じた時は「自分を振り返る」ようにしてみましょう。
これまでの自分はどうだったか。
どんな考え方をして、どんなものを選んできたのか。
自分自身を振り返ることで、
次はどのような人間関係を望み、どのような自分になっていきたいのか。
考え直してみましょう。
相手は振り返ることを促し、そして、気付かせてくれているのです。
そういう役割をしてくれていると思うと「ありがたい」と自然に思えてくるのですが・・なかなかそうはいかないのが人間社会ですね。
自分の考え方を改め直したり、気持ちの整理がどうしてもつかない場合はカウンセラーさんに相談するなど・・
自分の中で納まらない気持ちとどう向き合い、対処していくかはあなたの生き方が反映されることであり、大きな学びとなるものです。
2024年6月27日 Tomomi