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こちらの話はInstagram・note・アメブロにUPしたものを再編集し、こちらにUPしています。
私という占星術師がどのようなことを考えて占星術を取り組んでいるのかをこちらにもUPしていこうと思います。
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【 占星術とは星座ではなく天体に意味がある 】
今回は「占星術は星座ではなく、天体に意味がある」という話です。
大衆的な占い(雑誌、簡単な本など)は、「星座に意味がある」ように書きます。
私も伝えやすくイメージが湧きやすいのは「星座」だと思うので星座に即した書き方をしますが
実は「星座ではなく天体にこそ本来の意味がある」という、ここの部分を忘れてはいけません。
占星術を特に知らない人でも扱いやすいのが「星座」の象徴です。
実際に占星術師ではなくても扱っている人も多い部分です。
星座に付けられた神話を知ってそれが全てだと思う人も中にはいるでしょう。
何度か書いていますが(InstagramやTwitterでは何度か書いているの意味です)
「現在の牡羊座0度/春分」
というのはかれこれ2000年以上変わっていません。
春分点牡羊座0度の頃は知の爆誕の時期。
西洋ではプラトンやアリストテレス、ピタゴラス
東洋では孔子、老子、墨子や孫子など自然哲学、陰陽五行、天文学、数学などが盛んに発展した時期です。
そこからおよそ2000年たった今、地球の歳差運動を取り入れると春分点はずれている。
よくよく考えてみたらズレていないわけが無いのですがキリスト教という宗教的背景の根強さと天文学と決別したことから変わっていません。
もし、天文学と離れていなかったら・・その点の言及からの誤差をどうするのかという取り組みもあったことでしょう。
様々な西洋文化に通じるものがあります。
占星術、天文学、音楽、絵画、、
全ての分野での発展に宗教的背景は欠かせない存在だと思い知らされます。
中心的な宗教というものがあったからこそ、発展したとも言えます。
占星術をちょっとかじっただけでは全てがわからないのは人類の歴史的背景の全てが蓄積されているからなのでしょう。
入り口だけでは到底すべてのことを吸収できるとは思えないです。
ですが、それだけ古くても今という時代にまで伝わっていることはとても有難いことですね。
魚座の2つの魚を結ぶリボン恒星アルリシャに春分点が来た時教会を揺るがすルネサンスが起こっています。
私たちは春分点魚座の「細分化⇆統合と癒し」(乙女座ー魚座)
の相反する世界を知って個人個人を癒していく流れの中を生きています。
ズレている、ということは天文誌などを見ると天体の位置は占星術とは23度ほどのズレがあります。
このズレは何が補っているのかをしばらくnoteで追っていたのですがやっぱり結論は「天体のアスペクトが補っている」です。
ズレが大きくなれば星座に意味はなくなっていきます。
そもそも、太陽の通り道である黄道の範囲はとても限定された狭い範囲です。
何となく12星座を通っているように見えてかすっている星座さえあります💦
新しい占星術であるヘリオセントリックが出てきているのも星座を廃して角度を読み解きます。
しかし、伝えやすさでいうとやはり星座に勝るものはないので星座の象徴も伝えるとより分かりやすくなります。
が、星座ではなく天体が描くアスペクトは神聖幾何学、グリッドであり、昔の人々が見つけた、天体を観測し続けた意味なんだと。
大衆に伝えるためにはその背景さえも消して伝わりやすいものを選びます。
「真実はいつも隠されている」ということを忘れてはいけません。
星座があなたを作るのではなく、あなたの行動が惑星を呼び起こし現実を作っていくということ。
「星座、天体ではなくあなたがどう生きたいのか」
だからこそ、ホロスコープから時放れた「自分の意図を考え、自分なりの想いを持って生きる」ことを最終的に目指して欲しいと私は願っています。
自分のホロスコープを超えていく。
可能性は無限大なのだから。
天からの文を読み解く学問、「天文学」だからこそ、天体同士の繋がりに着目しそこから得られるメッセージを読み解こうとしてきた。
天文学と占星術が離れ、星座が語られる現代。
星座のエネルギーはとても狭い範囲。
閉じ込められた世界で生きるのは息苦しく、本当の自分はどんどん隠されていくでしょう。
細分化した低い世界。
そこから大きな世界へと解き放たれる時、癒しと統合が進んでいきます。
星々は常に問います。
あなたはどう生きたいのですか?と。